2013年8月3日土曜日

異様すぎる街、アシガバット

今日は故ニヤゾフ終身大統領が“世界で最も美しい都市のひとつ”にすべく、天然ガスから得られる富を惜しみなく注ぎ込んだ街であるアシガバットへの移動日。

でも、砂漠の真っ只中にある村デルウェゼのチャイハナで一日を過ごしたので、通りかかった車をつかまえないと移動できません。

ってわけで…

朝日と共に起床。

ヒッチを始めて10分程でアシガバット近くに行くトラックが途中まで乗せてくれることに。
ただ、トラックはふたりまでしか乗せてはいけないらしく、警察にバレないようにひとりは運転席後ろの就寝スペースで隠れるよう言われました。

ホントはダメなことをうまくしてくれた

この運ちゃんには感謝感謝です。

僕は後ろの席になったので移動中は横になってウトウトしながら会話にちょこちょこ噛む感じ。
なので4時間程の移動はのんびりさせてもらいました。

で、運ちゃんとお別れの時間。
お世話になった

トラックをぱちり。

タクシーに乗り換えると30分程でアシガバットの中心部へ。

白いビルが立ち並んでいるのに、人が全くいない。。。
異様すぎる。。。

さらに進むと、不思議な形のビルが…。

ニヤゾフ終身大統領が“世界で最も美しい都市の一つ”にすべく、天然ガスから得られるお金を惜しげもなく注ぎ込んで都市改造をしてできたのがこの街並みです。。。

タクシーで降ろされたところから電車の駅まではバスを乗り継がないといけないとのこと。

乗り換えたバス停は…

こんな素敵な建物。

そして横の公衆電話BOXは…

やっぱりもちろん白色!

ここまで白いと笑うしかないです。。。

50番のバスに乗ると、見どころ(?)を回るバスでラッキー♪

まずは…

なぜかオリンピックセンター!
謎すぎる。。。

さらに…

よくわからない建物。
上の丸いものの金色部分はトルクメニスタンの形をしてました。

で、さらには…

新興宗教のシンボルのような観覧車。
もう笑うしかないです。。。

建物は真っ白ですが、女性の衣装はとっても素敵。


白い街並みだからよけいこのカラフルな衣装が映えます。

郊外までぐるぐる周ったバスはようやく…

アシガバット駅に到着。

駅もなんだか近代的。

メルヴ遺跡に行くためにマーリーまでの乗車券を買うためにキップ売り場に行くと…

やっぱり近代的!
スゴすぎです!

キップ売り場は案の定、順番を並ばない人ばかりで一苦労。
でもなんとかGET!
キップは7.6マナトで、2枚買ったので20マナト渡すとおつりはありませんでした。。。
まぁ、いいんですけど。。。

街を歩いていると至るところにニヤゾフ大統領の肖像画や…


こんな像があります。

大統領が神格化されてるんです。。。
すごい国でしょ??

40度を余裕で超えているのでとっても暑い!
なので、子どもたちは…

噴水で水浴びをしてました。
僕も浴びたかったですが、我慢我慢。

とりあえず、電車の出発時間(19時30分)までの時間に限りがあったので、ギュリュスターン・バザールことロシアン・バザールへ!

民族っぽいおみやげが売っていたり…

果物や野菜が売っていたりととってもいい感じ。
お店の人はみんな白色の服(?)を着ていてとっても清潔なバザールでした。

上から眺めると…
こーんな感じ。

時間が迫ってきたので駅に戻ると…

なんか素敵な景色!

マーリーに向かう電車は…
こんな車両。
中は…

2段ベッドのコンパートメントでクーラー付き!
これで7.6マナト(約250円)は安すぎです!!

2013年8月2日金曜日

さよならウズベキスタン、さよならミラーレスカメラ

今日はウズベキスタンからトルクメニスタンへの移動の日。
朝ごはんを食べると早々に移動です。

バザールからマルシュルートカ(3000スム)に乗り、40分程かけてウルゲンチへ。
そしてタクシー(5000スム)に乗り換えさらに約1時間で国境に到着!

ウズベキスタンの出国は入国同様にすんなりと終了。
トルクメニスタンまでの緩衝地帯(約1キロ)は歩いて行けないので、バス(1000スムor1マナト)を利用することになりますが、僕たちがバスを乗る所に着くと丁度出発してしまいました。


ここからが、悲劇の始まりです!
。・°°・(>_<)・°°・。

次のバスが来るまで

この前で待つこと約3時間Σ(゚д゚lll)
トルクメニスタンからウズベキスタンに入る人が少なかったから人数が集まるまで待っていたと想像できますが、タッチの差で約3時間は悲しすぎです。

こちら側は…

約3時間の間に30人以上集まっているのに…。

ようやく来た車に乗り込むと2分程で到着。

職員のおばちゃんに聞きながらなんとか入国カードを書き、並んで前方を見ているとトルクメニスタンに帰国する人たちも入国税を支払っていてビックリ!
僕たちの番になると、
・まっすぐトルクメンバシュに向かうなら3日もいらないだろう
・どこに泊まるのか?
・アゼルバイジャンには何をしに行くのか?
などなど質問攻め。

なんとか納得してもらい、入国スタンプを押してもらい隣で入国税の12ドルを支払うと、質問攻めのおっちゃんがパスポートを貸せとのこと。

渡して少し経つと13時になり、昼休みなので外で座って待つように言われる。

1時間待ちようやく入国と思うと、荷物を全て出してのチェック。
隣のひろきくんはパソコンを立ち上げられてましたが、僕はセーフ。

ホントやっとのことで入国し


大統領のでっかい肖像のあるイミグレ(ひろきくんの写真を使用)とバイバイし、乗り合いタクシー(2マナトor2000スムor1ドル)でバザールへ!

両替を済ませたのでお昼ごはん。
トルクメニスタン最初のごはんは…

やたらとでっかい鳥肉のシャシリク!
(ひろきくんの写真を使用)

バザールからアシガバット方面行きの乗り合いタクシー乗り場に乗り合いタクシー(1マナト)で行き、着くと10人ぐらいに囲まれる。

ひとり20マナトで交渉が成立し、車に乗り込んだところで大問題が発生!

首に掛けていたミラーレスカメラがなくなってたのですΣ(゚д゚lll)

辺りを探すもなく、バザールからこの車に乗るまでを考えてもここで無くなったとしか考えられません!

なぜならバザールでお昼ごはんの写真を撮り、首に掛けて移動してタクシーに乗りましたが、ひろきくんが助手席に乗ったので僕は後部座席に荷物を背負ったまま乗り込んだから!

探してもなかったので仕方なく移動。
バザールにも戻ってもらいましたがやっぱりなかった
…>_<…

かんなりしょんぼりです。

予備のデジカメはありますが、性能の差はかんなりあるし。。。

何よりも大切な物が無くなったのが辛いです。。。

しょんぼりしすぎても仕方ないので、どこかで一眼レフを買おうと気持ちを切り替えて車に揺られること3時間半程。
目的地のデルウェゼという村に到着。

一見、道沿いにチャイハナがあるだけの村ですが実はすんごいのがあるんです!

まずは、着いた時間が7時40分頃だったので…

砂漠での夕焼け。

さらに…
ひろきくんと夕焼け。

夕日が沈み、暗くなってくるとふたりの気持ちが徐々に高ぶってきました。

なぜなら、この村の近くには“地獄の門”ことガスクレーターがあるから。

9時前に…

僕たちをガスクレーターに連れて行ってくれるジープがやってきたので交渉し、24ドルで合意。

テンションが上がっていたので出発前に…
もう一枚ぱちり。

出発してからはひろきくんとひたすらドキドキ感を話し合い、少し赤い光が見えただけで盛り上がるという異常なテンションに。

そして出発から30分程でついに…

到着!

40年以上も燃え続けているというのだからスゴイとしか言いようがありません。

近付くと熱く、さらにガスのにおいもあったので、ガスクレーターに着いたことを実感です!

やたらと撮った写真の中からお気に入りを…。



帰りの車内でも、泊まらせてもらったチャイハナでも余韻に浸った素敵な夜となりました。


2013年8月1日木曜日

ヒヴァ2日目はのんびり

ブハラに続き、ヒヴァも2日目はのんびりと決定。







疲れているというわけではなく、町が小さいのでゆっくりできる余裕があるんです。

ってわけで朝食後はのんびり散歩。
まずは…

城外のヌルッラパイ宮殿へ。
でも、まだ開いてなかったので写真のみ。

しょんぼりしながらぶらぶら歩いていると…

メンコのような遊びをしている子どもを発見。

近付いていくと「写真を撮って」とやってきた子ども。

ぱちりと撮ったのですが…

僕が前のも撮ってという感じだったのでもう一枚ぱちり。

すると…

僕も僕も…と集まってきました。
女の子はカメラを向けても「私はいい」とのことだったので断念。

でも…

この子は別で撮って…とやってきました。

メンコのような遊びを教えてもらいながら一緒にやったのですが、さらに教えてもらったのはじゃんけん。
ウズベキスタンでは「アン・ディン・ドゥス」という掛け声でするようです。

グー・チョキ・パーは一緒でした。

さらに城内を散歩していると子どもたちがいたのでサッカータイム。
かなり疲れたので休憩していると、家に入ってチャイを飲んだらと勧めてくれたのでお言葉に甘えちゃいました。

そんな彼らは…

とっても元気な3人組です。

元気に遊んでいる子がいれば…

昨日も紹介したように彫刻をする子どもたちも。

そんな彼らの作品は…


こんな立派なものです。

美術が苦手な僕には絶対にマネできません。。。

昼間はのんびりとすごし、夕方になったので…





撮影タイム。
昨日も見たのですが、やっぱり綺麗!!

さらに夜は…


ライトアップもあり、幻想的な空間でした。

ウズベキスタンを満喫できてよかったよかった。