パラス・デ・レイに待っていたものは…

ポルトマリンからパラス・デ・レイまでは24.5キロ。
退出時間が早かったのでまだ外が暗いうちからのスタートとなりました。

出発から１時間半程経つと明るくなってきましたが…

昨日と同様に霧が…。

標高はさほど高くないのですが霧で寒い。。。
昨日の教訓を活かして今日はダウンを着ているのに…。

太陽が昇り始めると…

薄明るい感じがなんかいいです！

霧がないところでは…

がっつりと太陽の光が当たっていていい感じ！

８キロ程歩くとゴンサールという村に着いたので…

ブレイクタイム。

エネルギーを注入しているとバルセロナ在住の例のふたり組のおっちゃんがやってきて、朝からオルホ！

寒さが一気に吹っ飛びました！

結構ダラダラと過ごし…

何人かで出発！

彼らの中で英語を話せる人はいなかったので、一緒にいてもとっても楽ちん。
英語ができない僕にとってたくさん話しかけられるのは苦痛なので…。

歩くペースは多少合わすも…

気になる風景があればぱちりぱちり。

さっきの霧が…

遠くに見えました！

日本のマチュピチュこと竹田城の雲海もこんな感じなのかなぁ？
先日、Facebookに写真をアップしていた人がいたのでふとそんなことを思っててくてく。

そして…

オレオを撮ったり…

動物を撮ったり…

教会を撮ったりしているうちに…

バルを発見したのでもちろんエネルギー補給。

気持ちいい汗をかいている時のビールは何とおいしいことやら。
残り８キロちょっとなので最後の気合いを入れて…

ぼっつらぼっつら歩いていると…

パラス・デ・レイに到着！

到着祝いにバルにいったりしてのんびりしていると…

素敵な夕日が…。

この夕日と出会えてとっても満足！

サリアからサンティアゴ巡礼を再スタート

昨夜は宿で仲良くなった

左ふたりのおじさんに門限（２２時）の３０分前に宿近くのバルに駆り出され…

ORUJO（オルホ）という自家製のウォッカ並みにキツいお酒をご馳走になった僕。

そんな素敵な出会いに感謝しつつまだ暗い時間から巡礼を再開！

夜が明けると…

こんなのどかな風景の場所でした。

やっぱり自然はいいなぁと思いつつも霧が出てくると寒い！

途中には…

オレオと呼ばれる高床式倉庫もありケルト文化を感じていると…

朝日が昇ってきました！

でも、景色をぼんやりと眺めて歩いていると凍結した道で滑るので要注意。

出発から４時間弱で…

フェレイロスにあるバルに到着。

身体が冷えていたのでスープとワインを注文してのんびり休憩。

疲れも癒えたので…残り９キロ弱なので気合いを入れて再出発！

少し歩くと例のごとく閉まっている…

教会を眺めておっちらおっちら。

さっきとはちょっと異なった…

オレオがあったり

素敵な景色があったりと満足満足。

でも、そんな満足もつかの間５メートル先も見えないような濃い霧が発生。。。

寒い。。。

でも１３時４０分頃に…

今日の宿があるポルトマリンに到着！

１４時になってなかったので大きいザックをサンティアゴに送るべく郵便局に行くと、今日は休みとのこと。

シエスタなのかな？と確認しても次に開くのは１０日とのこと。

よくわからずしょんぼりしながら宿でのんびり。

３時間程するとレオンに留学している日本人が到着。
今日から月曜日まで休日で連休なので彼は巡礼に来ているのだとか。

これで、郵便局が閉まっていたことに納得。

結局送ることができず、最後まで前後ふたつの荷物と巡礼です。。。

レオン大聖堂のステンドグラスにうっとり

昨夜に訪れていたので場所はすぐにわかり…

到着したのは朝日に照らされた８時頃の大聖堂。

でも、９時半からしか入れないとのことで近くのバルでビールを飲みながらのんびり。

 ９時半ちょい前に行くと…

太陽の場所が移動していたのでさっきとは少し違った大聖堂。

開いた瞬間に中に入ると…

やっぱりスゴいステンドグラス。

正面も…

やっぱりスゴい！

でも、何と言っても…

このバラ窓です！

バスの出発が１０時１５分と時間に限りがあったので駆け足で周りましたが、ここは数時間のんびりと過ごせる場所です。

１０時１５分の次は１６時１５分なので駆け足は仕方ありません。

でも、もっといたかった。。。

その１０時１５分発のバスはルゴ行き（17.29ユーロ）です。

４時間弱でルゴに着いたので早速…

“プルポ・ア・ラ・フェイラ”というゆでたタコに岩塩とオリーブオイルとパプリカをかけたタパスでハマった料理を一皿注文してランチタイム。

スペインに来て海鮮料理をいっぱい食べれて満足！

でも、モロッコは刺身を食べれるらしいので期待が高まります。

ルゴは食べて飲んでで終わってしまいバス移動。

１４時３５分発（3.65ユーロ）のバスは３０分程でサリアという街に到着。

バスの関係でこれまた巡礼再開の場所が変更です。

アルベルゲ（宿）に向かっていると…

かわいい看板のバルが…。

ここは晩ごはん場所に決めました！

宿に行って郵便局の場所を聞くと１４時までしか営業していないとのこと。。。

サンティアゴの郵便局にバックパックを送るはずだったのに。。。

また重い荷物を担いでの巡礼です。。。

どっかの村で絶対に送ってやる！

宿近くの…

教会に行くもやっぱり閉まってました。。。

この近くでWiFiが飛んでいる場所を発見したので少しのんびりとしていたものの…

教会の壁に巡礼者の絵が描かれていたのでついついぱちりぱちり。

スーパーで買い出しをしてのんびり宿で飲んだ後はバルです！

明日からの約114キロの巡礼前に乾杯♪

世界遺産の大聖堂があるブルゴスは景色も最高！

世界遺産のブルゴス大聖堂へ行くべくパンプローナからブルゴスへ移動ですが、ブルゴスまでの直行バスはないとのことでまずはビトリアを目指します。

９時発のバスに乗り込み8.81ユーロを運転手さんに払うとすぐに爆睡。

するとビトリアに着いたのは１０時２７分。

ブルゴス行きのバスの時間を聞くと１０時３０分発とのこと。
なんとツイてるのやら。

でも、乗るべくバスを探すのに苦労して乗り込んだのは１０時３１分。
ギリギリセーフ！？

次のチケット代は8.72ユーロ。

何でこんなに細かいのやら。。。

さっき爆睡したので今度は最近ハマりつつある『燃えよ剣』タイムに。
新選組には詳しくないもののハマってしまったんです。。。

読みながらふと“所長”が新選組を好きなことを思い出し、働いていた頃を懐かしむ時間があったり…。

熟読していると、１時間半程でブルゴスに到着！

早速、次の目的地であるレオンのチケット（15.31ユーロ）を購入。
バスは１７時２０分発なのでのんびりと観光できそうです。

大聖堂を目指して歩いていると…

ゴシック様式の尖塔がサンタ・マリア門の奥に見えました！

テンションが上がり、その気持ちを抑えながら…

サンタ・マリア門の彫刻を眺め…

大聖堂へ！

チケットを購入する場所に無料のロッカーがあったのでバックパックを預け…

いざ大聖堂へ！

入ると…

ステンドグラスがお出迎え。

でも、この大聖堂は…

彫刻が素敵なんです！

進んでいくと…

聖歌隊ゾーンに。

ここには…

カバーした楽譜もありました。

楽譜を見てふと“ゆきちゃん”を思い出す僕。
大学４回生の時に日韓合同キャンプに関わった仲間です。

今日はいろんな人のことを思い出してます。

こんな素敵で壮大な内部をじっくり見て回廊に出ると…

やっぱりステンドグラス！

今日は満足です！

でも、満足はそれで足りなかったのか…

豚の内臓料理のタパス数種類をを始めはビール、そして赤ワインでいただきもう満足すぎ！

時間はたっぷりあるのでブルゴス城に行く道を歩いていると…

絶景です！

実際に見えるのは…

大聖堂とその奥に山ですが素晴らし過ぎる。。。

ワインのボトルを片手に『燃えよ剣』タイムを２時間程。

バルで少し飲んでバスターミナルへ。

バスの出発から２時間程でレオンに到着。

アルベルゲ（宿）よりも先に…

大聖堂のライトアップを見て満足。
この大聖堂はステンドグラスで有名なので明日の朝が楽しみです。