2013年9月27日金曜日

ナザレとカナで教会巡り

昨夜、ドイツ人のふたり組がレンタカーでイスラエル北部を周ろうと提案してくれたので、約束の8時から9時半過ぎまでロビーでネットをしながら待つも現れなかったので、当初の予定通りナザレとカナに行くことに。

ティベリアのセントラル・バスステーションから431番のバス(18シュケル)に乗り、50分程すると…

ナザレにあるギリシア正教の聖ガブリエル教会の近くに到着。
ナザレはマリアがガブリエルから受胎告知を受けた地なのでもちろんこの教会はそれを記念したもの。

聖堂に入ると…


正教会なので僕の好きなイコンがたくさん。
何度見ても飽きないイコン。

さらに進むと…

地下に続く階段が…。

階段を下りてみると…

さらにイコンがあり…

マリアの井戸の水源が。
マリアの前にガブリエルが現れたのがマリアの井戸と呼ばれるところのようです。
初めて知りました。

続いて訪れたのは…


カトリックの受胎告知教会!
ここはマリアが受胎告知を受けたと伝えられる

洞窟の上に建つ教会です。

この地にはローマ皇帝コンスタンティヌスの母ヘレナが最初の建物を建ててからビザンツ時代や十字軍の時代にも教会があったようで…

基礎部分にはビザンツ時代のモザイクが残っていました。

当時からこの地は聖地となっており、各国から贈られたマリア像(壁画)が






飾られています。

内部に入ると…

ステンドグラスに日が射しており、幻想的な雰囲気を醸し出していました。

進むと…

このような感じになっています。

いくつかの祭壇がありますが…



中央の祭壇にはマリアが受胎告知を受けたとされる洞窟がありました。

でも、僕は…




 
こっちの祭壇の方も好きです。

順路に従って進んでいくと


階段があったので2階に上がってみると…





 


立派なステンドグラスなどが…。

他にも各国から贈られた

マリア像(壁画)がありました。
もちろん…

日本から贈られた『華の聖母子』も。
って、こんなのがあるとは知らなかったのですが…。

受胎告知教会の隣はヨセフが大工の仕事をしていたという場所のようで、そこには…

聖ヨセフ教会が建てられていました。

現在の建物はおよそ100年前の1914年に建てられたとのことで

新しい感じ。
100年前で新しく感じるのはおかしなことですが、イスラエルにいるとそう錯覚してしまいます。。。

階段を下りると…

ビザンツ時代の地下の礼拝所が。

そこには…



素敵なステンドグラスもありました。

少し休憩をした後、22番のバス(4.8シュケル)に乗ってカナへ。

ナザレの時と同じように、まずは

ギリシアの国旗がなびいているギリシア正教の教会へ。

木に囲まれていい雰囲気。

聖堂の入口には…

イエスが初めて奇蹟を見せた「カナの婚礼」の壁画が。
ここ、カナはその「カナの婚礼」の舞台となった場所なのでその奇蹟を記念した教会があるんです。

内部は…

僕が大好きな鮮やかな色遣い。

ふとブルガリア正教の総本山であるリラ修道院を思い出しました。

庭に出ると…

婚礼の場面の壁画。

町を歩いているとお土産屋さんがあり…

そこにも婚礼の場面。

水をワインに変えたという奇蹟の舞台となった場所なので、ワインのお土産が多かったです。

もちろん荷物になるので買ってませんが…。

ギリシア正教の教会の前には…

カトリックの教会。

内部は…

とっても綺麗で新しいように感じますが、階段を下りると…


ナザレの時と同様に昔の基礎などが…。

聖堂には200年頃のモザイクも保存されていました。

歴史を感じたナザレとカナでした。

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